Bakkt(バックト) ニュース

米インターコンチネンタル取引所(ICE)傘下のバックト(Bakkt)は、2018年に設立され、機関投資家向けにデジタル資産取引プラットフォームやカストディサービスを提供している。規制とカストディの面での不安により機関投資家は仮想通貨業界への参入が難しかったが、バックトは米国の規制に準拠した取引所を通じ現物引渡し型ビットコイン先物を提供するなど、多くの機関投資家の呼び水になるとして大きな注目を集めた。バックトは米投資企業ヴィクトリー・パークの系列企業と合併し、ニューヨーク証券取引所(NYSE)へ2021年に上場する計画。企業価値は21億ドルに及ぶと見られており、仮想通貨業界で最大規模の株式公開となる。今後は消費者向けアプリの提供も計画している。