BTC/USD
ビットコイン(BTC)は1月28日に8,893ドルで200日間SMAを上抜けた。これはポジティブなサインだ。20日間EMAは上昇しており、相対力指数(RSI)は買われ過ぎのゾーンにあり、強気派が主導権を握っていることを示唆している。
(出典: Tradingview BTC USD daily chart)
しかし、強気派は9,600ドルでマイナーレジスタンスに直面する可能性がある。9,600ドルを突破することができれば、10,360.89ドルまで上昇する可能性がある。10,360.89ドルを超えることができれば、次に注意すべきレベルは、11,700ドル付近にある長期的な下降トレンドラインだ。
逆に、強気派が200日間SMAを超えた状態を維持できなかった場合、ビットコインは20日間EMAまで下落する可能性がある。20日間EMAは強力なサポートとなるだろう。7,856.76ドルを下抜けてしまえば、非常にネガティブだ。したがって、ロングポジションのストップロスは7,600ドルで維持しておこう。
ETH/USD
強気派は、イーサ(ETH)を173.841~180ドルのレジスタンスゾーンを上抜けようとしている。これに成功した場合、197.75ドルまで上昇する可能性がある。したがって、トレーダーはロングポジションのストップロスを150ドルで維持できる。
(出典: Tradingview ETH USD daily chart)
ETHは過去2回、197.75ドルから反落している(チャート上のオレンジの楕円マーク)。したがって、197.75ドルが再び強固なレジスタンスとして機能するとみられる。トレーダーは195ドルで部分的に利確し、残りのポジションのストップロスを170ドルに引き上げることができる。
想定に反して、強気派が直上のレジスタンスソーンを越えることができなかった場合、ETHは173.841~157.50ドルのレンジに戻ってします可能性がある。
XRP/USD
XRPは1月28日に直上のレジスタンスである0.2326ドルを越えてスケールした。0.25401ドルのマイナーレジスタンスまで上昇する可能性が出てきた。弱気派は0.25401ドルと200日間SMAが位置する0.258ドルとの間のゾーンを死守しようとするだろう。
(出典: Tradingview XRP USD daily chart)
このレジスタンスゾーンでXRPが反落した場合、再び0.2326ドルまで下落する可能性がある。しかし、強気派がXRPをレジスタンスゾーンを突破することができれば、0.34229ドルへの上昇も視野に入ってくる。20日間EMAが再び上向き始め、RSIはポジティブの領域にある。これは強気派が優位であることを示唆している。
XRPは0.20041ドルを下抜けてしまうとネガティブに転じる。したがって、トレーダーはロングポジションのストップロスを0.1995ドルに設定しておこう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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