主なポイント:
ウォール街の取引開始でビットコイン強気派が勢いを維持、11万7,000ドルやそれ以上が視野に。
板情報ではショートが清算され、高値圏に新たな流動性が追加。
ビットコインはボリンジャーバンドの主要水準に沿った動きを見せ、今月2度目のフェイク下落を記録。
ビットコイン(BTC)は7日、典型的な反発局面を示し、重要なレジスタンス水準に抑えられながらも価格を維持した。
ショート勢が代償、8月の高値を更新
コインテレグラフ・マーケッツ・プロとトレーディングビューのデータによると、BTC/USDは一時11万7,000ドルに迫った後、やや値を戻した。
ウォール街の寄り付き後も強気ムードは続き、市場参加者は価格動向を注視している。
人気トレーダー兼アナリストのRekt Capital氏は、11万7,200ドルを重要水準と指摘した。
#BTC
— Rekt Capital (@rektcapital) August 7, 2025
Slowly but surely, Bitcoin is getting closer to finding out
Potential for reversal from an Ascending Triangle-like formation first discussed on the Elite Live Weekly Strategy Call this past Tuesday
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トレーダーのCrypNuevo氏は、取引所の板情報で11万6,800ドルを超えたことで上方向の流動性が吸収されたと述べた。
「市場は常に流動性の周辺やその方向に動く。市場構造を把握し、マーケットメーカーの足跡を見極めることが重要だ」とし、次は11万9,000ドルを目指す可能性があると示唆した。
CoinGlassのデータでは、現在のレジスタンスは11万7,500〜11万8,000ドルに集中している。
一方、買い注文は11万4,000ドルを下回る水準まで広がり、CMEグループのビットコイン先物にあった空白(ギャップ)を埋める形となった。
「ビットコインは日足ベースでCMEギャップ内にサポートを確保した」とRekt Capital氏は述べた。
ボリンジャーバンドが示すフェイク下落
価格はボリンジャーバンドの指標が示す水準に沿った動きを見せた。
時間足では上限バンドで反落し、日足チャートではボリンジャーバンド考案者のジョン・ボリンジャー氏が「ヘッドフェイク」と呼ぶ動きが出現。
価格は一時的に下限バンドを割り込んだ後に反転し、2025年に見られた過去のスイング安値時と同様に下落を回避した。
「ビットコイン($BTCUSD)や他の一部の仮想通貨は、ボリンジャーバンド・スクイーズ後にヘッドフェイクの形を作っている。興味深いのは、ETFではこのパターンが見られないことだ。ETFは週末や祝日に取引されないからだ」とボリンジャー氏はXに投稿し、「アナリストは注意せよ」と警告した。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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