BTC/USD

ビットコイン(BTC)は1月7日、直上のレジスタンスだった7,856.76ドルを上抜けた。ここは以前の分析で買いのトリガーになると指摘していた。7,856.76ドル上抜けたことでダブルポトムパターンも完成した。これは9,278.52ドルがミニマムターゲットとなる。このレベルを超えることができれば、10,360.89ドルまでの上昇も可能だろう。

BTC USD daily chart

(出典: Tradingview BTC/USD デイリーチャート)

しかし、弱気派が何も抵抗しないとは考えられない。通常、長期の保ち合いから上抜けた際には、上抜けたレベル(この場合なら7,856.76ドル)に戻ろうとするものだ。もし7,856.76ドルを維持することができれば、底が設定され、新しい上昇トレンドが発生していることを確認することができるだろう。

逆に、強気派が7,856.76ドルのサポートを守ることができなかった場合、相場の弱さを示すことになる。7,856.76ドルを下抜けてしまえば、7,000ドルまで下落する可能性が出てくる。今のところ、トレーダーは6,800ドルでロングポジションのストップロスを設定しておける。

ETH/USD

イーサ(ETH)は1月6日に50日間SMAを突破したが、151.829~157.50ドルのレジスタンスゾーンの近くで売りに直面している。これは弱気派がこのゾーンを積極的に守ろうとしていることを示すものだ。

ETH USD daily chart

(出典: Tradingview ETH/USDデイリーチャート)

ETHが20日間EMAから反発した場合、強気派が直上のレジスタンスゾーンの突破を試みると予想される。これに成功すれば、173.841ドルへの上昇も見えてくる。

逆に、ETHが20日間EMAを下抜けてしまえば、131.484ドルまで下落する可能性が出てくる。トレーダーは122ドルでロングポジションのストップロスを維持しておこう。

XRP/USD

XRPは1月6日に50日間SMAを越えて急上昇した。20日間EMAは上昇し始めており、RSIはポジティブな領域に入っている。これは強気派が優位であることを示唆している。

XRP USD daily chart

(出典: Tradingview XRP/USDデイリーチャート)

しかし、強気派は0.2326ドルで激しい抵抗に直面すると予想される。価格がこのレベルから反落した場合、20日間EMAがサポートとなるだろう。20日間からの反発は、リスクの低い買いの機会となるだろう。

あるいは、強気派が0.2326ドルの超えて価格を押し上げることになった場合、0.31503ドルまで上昇する可能性が出てくる。トレーダーはロングポジションを始める前に、20日間EMAからの反発、もしくは0.2326ドルを上抜けるのを待つことができる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています

 

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