仮想通貨取引所バイナンスは、デポジット費用なしで香港ドルを入出金できるサービスの提供を開始した。2月21日に発表した。
バイナンスは、決済処理会社Epayと提携し、ユーザーらがスイフトコード、ワイヤー送金、SEPA、Fasapay、PM、その他入出金サービスで入金することができるようにしたという。
バイナンスは仮想通貨市場の流動性に注力している。
今月には、同プラットフォームでのクレジットカードVisaやマスターカードを介した仮想通貨購入に関して、法定通貨オプションとして15種類を追加したと発表した。
その際に追加したのは、英ポンド(GBP)、韓国ウォン(KRW)、ロシアルーブル(RUB)、豪州ドル(AUD)、スイスフラン(CHF)、チェココルナ(CZX)、デンマーククローネ(DKK)、ノルウェークローネ(NOK)、トルコリラ(TRY)、南アフリカランド(ZAR)、ハンガリーフォリント(HUF)、イスラエルシェケル(ILS)だ。
またロシア・ルーブで仮想通貨を即座に購入できるサービスも開始したと発表していた。
バイナンスは180の法定通貨対応目指す
バイナンスのジャオ・チャンポンCEOは1月2日のブログの中で、最終的に世界180にのぼる法定通貨に対応していく考えを表明している。
ジャオ・チャンポンCEOは「2020年の主要な目標の1つは、仮想通貨を大衆化することだ」とし、このために180を超える法定通貨で仮想通貨取引を可能にすることを目指すと語っていた。
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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン