法定通貨 ニュース

法定通貨は固有の価値を持たない資産であり、政府の方策に基づき貨幣として発行される。法定通貨は政府がその価値を保証する限りにおいて通用力を持つ。金融経済学者は、法定通貨は固有の価値を持たないが、決済の手段として広く受け入れられている存在と定義している。法定通貨は多くの場合、各国の中央銀行の管轄下にある。中央銀行はその国の貨幣を新規発行するとともに、主要な管理者としての役割も果たす。法定通貨は物的資産であるとは限らない。今日では、法定通貨が有する価値の大部分はデジタル形式で保管してある。中央銀行による法定通貨の供給量の管理は、通貨当局がインフレーション抑制、活発な経済成長の促進、失業率の低下などを実現するために活用できる、マクロ経済的なツールとして最も重要なもののひとつである。法定通貨が持つ購買力はその国の政府が持つ信用力に直結しており、政府の信用が損なわれた場合、法定通貨の価値が減少し、インフレーションが起きる。