IBMは、2019年の人工知能(AI)とブロックチェーン関連を含む米国での特許取得件数トップとなった。データベース・トレンズ・アンド・アプリケーションズが2月4日に報じた。IBMは27年間トップの座を維持しているという。

IBMが2019年に取得した全体9626件のうち、1800件以上がAI関連で、2500件がクラウド技術ブロックチェーン関連特許件数でもIBMが主導していた。

IBM2019年7月、米国内のブロックチェーン関連特許数が前年比3倍となり、同時点で100を超える有効なパテントファミリー(複数国への特許出願を指す)を保持していると報じられていた。

最近では先月、オフライン時のトランザクションを記録するよう構築された「自己認識トークン」の開発向けに特許を取得している。

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン