仮想通貨取引所ジェミニを運営するタイラー&キャメロン・ウィンクルボス兄弟は、ステーブルコインに関して6つの特許を取得した。米特許商標庁の資料から明らかになった。

3つの特許は、すべてパブリックブロックチェーンベースのステーブルコインの供給を変更するためのシステムについて説明しているものだ(リストの1番目、2番目、5番目)。最初の特許は、取引所や銀行などの信頼できる第三者が資産をオンデマンドで生成する方法を説明している。

ほかの2つの特許は、パブリックブロックチェーンでステーブルコインを作成するシステムについてのものだ(3番目と6番目)。3番目の特許は、スマートコントラクトを介して行われる金融取引でステーブルコインを担保として使用することにも言及している。

残りの特許(リストの4番目)は、株式やほかの金融商品の配当の支払にステーブルコインを使うための方法について説明している。

仮想通貨の業界が成熟してきたことに伴い、大手企業による関連技術の研究や特許取得がますます行われている。

最近IBMは、オフラインのトランザクションを記録するよう設計したトークンの特許を取得した

また米仮想通貨取引所コインベースのブライアン・アームストロングCEOは、ユーザーが電子メールでビットコインを取引できる特許などを取得している