米議会下院の金融サービス委員会は、SEC(米証券取引委員会)のジェイ・クレイトン委員長と4人の委員の公聴会を9月24日に開催する。4人の委員の中には、仮想通貨擁護派の「クリプトママ」へスター・ピアース氏も含まれている。

公聴会で話すテーマの中には仮想通貨も含まれている。

具体的には、特定の仮想通貨が証券に当たるかどうかに関する新ガイダンスやビットコインETF、フェイスブックの仮想通貨リブラなどが「仮想通貨」の項目に含まれている。

クレイトン委員長は19日、ビットコインがニューヨーク証券取引所やナスダックなど主要な取引所で取引されるためにはさらなる規制が必要と発言。ビットコインETFに関しても「進展があるのは確か」としつつも、まだ課題も多いことを指摘していた。

【関連記事:仮想通貨ビットコインには「さらなる規制」必要 SEC委員長、主要取引所でのトレード念頭に発言

一方、「クリプトママ」ピアース氏は、たびたびビットコインETFや仮想通貨全般を擁護する発言を繰り返してきた。

例えば今年6月、SECはビットコインETFを子供のように扱っていると批判。昨年にSECが拒否したウィンクルボス兄弟のETFを支持すると再び表明した。

【関連記事:「赤ん坊のように扱っている」ビットコインETFでSECのピアース氏がSECを再び批判

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版