4日のビットコイン(BTC)円は1687万2144円から取引が始まった。東京時間は1700万円を窺う展開となったが、ドル建てで11万5000ドル周辺となる同水準で上値を抑えられ、上げ渋る展開となった。
海外勢参入後には下落に転じ、一時は前日終値を割り込んだが、米国株相場がFRBによる利下げ期待を背景に反発すると、BTCも連れ高となり米国時間には再び1700万円を試した。一方、米国時間には外為市場でドル円相場が下落したことで、円建てBTC相場の上値は抑制され、1700万円台の回復には失敗。米国市場引け後は小甘く推移し、終値は1694万円とほぼ変わらずだった。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。