SBIホールディングスは、仮想通貨取引所を運営するSBI VCトレードの税引前利益が、2020年3月期第3四半期累計(2019年4〜2019年12月)で36億5900万円の黒字となったことを発表した。2019年3月期は9億8700万円の赤字だった。

これまでに進めているマイニングチップの開発事業について、今年半ばの出荷開始や、すでにプレローンチサイトを開設したことも明らかにした。現在は注文受付を開始しており、大型案件を含め、買い付けの打診を受けているという。

また、今月報じられた米国でのビットコインマイニング事業について、年内の新マイナー稼働や独自のマイニングプールの開発で収益拡大を目指すことを明らかにした。昨年第3四半期に米国や中央アジアで稼働を開始しており、今年1月にSBクリプト社の新たなウェブサイトを開設。これらを新たに収益源にするという。

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