追記:GMOインターネットからの回答を追記(1月8日18:30)
SBIホールディングスとGMOがテキサスでビットコインのマイニングを始める。ブルームバーグが関係者の話として報じた。
ブルームバーグによると、両社はドイツのスタートアップ企業「ノーザン・ビットコインAG」子会社のウィンストーンと合意し、テキサス州ロックデールにある同社施設でマイニングを始める。
GMOインターネットは今回の報道について「当社では、これまでもマイニングの施設の場所を公表しておりません。よって、コメントを控えさせていただきます」とコインテレグラフジャパンに回答している。
コインテレグラフジャパンは、事実関係についてSBIにも問い合わせている。
ノーザン・ビットコインAGは、ロックデールの施設について現在の300MWから2020年末までには1GWに増強させる計画を示している。
最近、テキサス州でのマイニングがブームとなっている。
昨年10月、中国のマイニング大手ビットメインが世界最大のビットコインマイニング施設を米テキサス州で開設したと発表した。
ロックデールは、アルミニウム生産で栄えた1950年代に「雨が降る街」として知られていた。現在、ビットメインのほか、レイヤー1などマイニング関連施設をひきつけている。
SBIの北尾吉孝CEOは、さらに19年末までに米国と中央アジアのキルギスタンの2ヵ所で新しいマイニング施設を稼働開始すると話していた。
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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン