BTC/USDT

ビットコインは上昇チャネルのサポートラインからの浅い反発は、強気派が高値に慎重であることが示された。下降している20日間指数平滑移動平均線(EMA、22,249ドル)と相対力指数(RSI)がネガティブな領域にあることから、弱気派が優勢であることがわかる。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

強い売りによって、8月26日に上昇チャネルを下回った。BTCが20,762ドル以下に留まった場合、売りが強まり、BTCは18,900ドルまで下落する恐れがある。このレベルは再び強力なサポートとして機能する可能性があるが、これを割ると、6月18日に付けた安値17,622ドルまで下落する恐れがある。

このネガティブな見方は、現在の水準から上昇に転じ、50日間単純移動平均線(SMA、22,414ドル)を上抜ければ、無効となるであろう。このような動きは、下値が引き続き買い手を惹きつけていることを示すだろう。BTCはその後、チャネルのレジスタンスラインまで上昇を試みるだろう。

ETH/USDT

買い手はイーサ(ETH)を8月25日の20日間EMA(1,697ドル)以上に押し上げることができず、弱気派がこのレベルで強力に抵抗していることを示している。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

売りが勢いを増し、弱気派は価格を50日間SMA(1,588ドル)以下に引き込んだ。このサポートを下回り終値を付ければ、ETHを1,500ドルまで沈める可能性がある。この重要なサポートを下回ると、ETHは弱気のヘッド&ショルダーパターンを完成させることになる。このセットアップのターゲットは1,050ドルだ。

逆に、価格が1,500ドルのサポートから反発した場合、強気派は再び1,700ドルの直上のハードルを突破しようと試みるだろう。これが成功すれば、ETHは2,000ドルのオーバーヘッドレジスタンスに向けて上昇する可能性があるだろう。

XRP/USDT

強気派は8月26日にリップル(XRP)を移動平均線以上に押し上げたが、ローソク足の長いヒゲは高値圏での強い売りを示している。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

XRP価格は急落に転じ、弱気派はXRPを0.33ドルのサポート以下に沈めようとしている。これが成功した場合、次は0.30ドルが重要なサポートになるだろう。このレベルを下抜けて終値を付けてしまえば、下落トレンドの再開を示すものになるだろう。

または、XRP価格が0.30ドルから反発した場合、強気派がこのレベルで買い続けていることを示唆することになる。その場合、XRPが0.30ドルと0.39ドルの間でもうしばらく動くことになる可能性が高くなる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要がある。市場データは、HitBTCから提供されています

 

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