BTC/USDT

ビットコインは7月19日に50日単純移動平均(SMA:22,966ドル)と23,363ドルのレジスタンスをブレイクした。これは、トレンド転換の可能性を示している。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

買い手が23,363ドル以上の価格を維持した場合、強気派の勢いはさらに増し、BTC/USDTペアはパターンターゲットの28,171ドルまで上昇する可能性がある。このレベルでは、短期トレーダーの利益確定が行われるかもしれない。

20日指数移動平均(EMA:21,461ドル)は上昇に転じ、相対力指数(RSI)はプラス圏に上昇した。これは買い手に有利であることを示している。

このポジティブな見方を無効にするには、弱気派が価格を20日EMAの下に引き込む必要がある。そうなれば、最近のブレイクアウトがブルトラップであった可能性を示すことになる。

ETH/USDT

イーサ(ETH)の回復は、1700ドルの強力なレジスタンスの近くまで到達している。弱気派は7月19日に価格を引き下げようとしたが、強気派は譲らなかった。このことは、トレーダーが上昇を見込んで積極的に利益確定をしていないことを示唆している。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

移動平均線は強気なクロスオーバーを完了し、RSIは買われ過ぎゾーンに近い位置にある。これは、強気派に有利であることを示している。買い手が価格を1700ドル以上に押し上げると、ETH/USDTペアは2000ドルの心理的水準まで上昇し、その後2200ドルまで上昇する可能性がある。

この想定に反して、価格が1700ドルから下降に転じ、1493ドルを割り込むと、弱気派は価格を1280ドルに向けて引っ張ろうとするだろう。

XRP/USDT

リップル(XRP)のリリーフラリーは、弱気派が価格を移動平均線の下に引き戻そうとする動きによって、0.39ドルのオーバーヘッドレジスタンスで抵抗に直面する可能性がある。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

XRP/USDTペアが移動平均線から反発した場合、センチメントがポジティブに転じ、トレーダーがディップで買っていることを示唆することになる。その後、強気派は直上のハードルをクリアし、価格を0.45ドルに押し上げるために再挑戦する。このレベルでは、再び弱気派の強い売りを誘う可能性がある。

短期的には、価格が移動平均線を下回るようなことがあれば、このポジティブな見方は無効になる可能性がある。その場合、同ペアは再び0.30ドルの重要な支持線まで下落する可能性がある。

 

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています

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