ビットコイン価格分析

ビットコインは4月7日に76,606ドルのサポートを下回ったが、ローソク足の長い下ヒゲは、73,777ドル付近で買いが入ったことを示している。

BTC/USDT daily chart. Source: Cointelegraph/TradingView

RSI(相対力指数)のポジティブ・ダイバージェンスは弱気の勢いが弱まりつつあることを示唆しているが、これは強気の価格確認がない限り行動を起こす根拠にはならない。レジスタンスラインを上抜けて終値が確定すれば、調整局面が終了した可能性を示す。BTC/USDTペアは8万9,000ドル、さらに9万5,000ドルまで上昇する可能性がある。

一方、価格がレジスタンスラインから反落した場合は、弱気派が依然として主導権を握っていることになる。売り手は再び73,777ドルを下抜けさせようとするだろう。これに成功すれば、ペアは6万7,000ドルまで急落する可能性がある。

イーサ価格分析

イーサ(ETH)は4月6日、1,754ドルのサポートを割り込み、下落トレンドを再開した。1,550ドル付近で反発を始められなかったことは、強気派の需要の弱さを示している。

ETH/USDT daily chart. Source: Cointelegraph/TradingView

この売りによってRSIは売られすぎの領域に入っており、反発が近い可能性がある。現在の水準から価格が上昇すれば、ETH/USDTペアは1,754ドルまで戻す可能性がある。だが、1,754ドルで再び反落すれば、それは戻り売りが入っているサインとなり、1,350ドル、さらに1,150ドルへの下落の可能性が高まる。

強気派が下落トレンドを終わらせたいのであれば、価格を20日EMA(1,853ドル)以上に押し上げ、維持する必要がある。

XRP価格分析

XRPは4月6日、20日EMA(2.16ドル)から反落し、2ドルのサポートを下回って終値をつけ、ヘッド・アンド・ショルダー・パターンを完成させた。

XRP/USDT daily chart. Source: Cointelegraph/TradingView

売りは4月7日にも続き、価格は直近のサポートである1.77ドルを下回った。買い手は回復を試みるだろうが、2ドルでは強い売り圧力に直面する可能性が高い。XRP/USDTペアが2ドルで反落すれば、この水準がレジスタンスに転じたことになり、1.27ドルへの下落の可能性が高まる。

反転の最初のサインは、2.20ドルを上抜けて終値が確定することであり、それが起これば下抜けが否定されたことになる。

ソラナ価格分析

ソラナ(SOL)は4月6日、120ドル〜110ドルのサポートゾーンを下抜け、下落トレンド再開のサインを示した。

SOL/USDT daily chart. Source: Cointelegraph/TradingView

SOL/USDTペアは95ドルで反発したが、戻り局面では110〜120ドルのゾーンで強い売り圧力に直面する可能性がある。価格がこの上値ゾーンから鋭く反落すれば、ペアは80ドルまで下落するかもしれない。

強気派に残された時間は少ない。反転を望むなら、すぐに価格を20日EMA(124ドル)以上に押し上げなければならない。その場合、50日SMA(137ドル)までの上昇も視野に入る。