BTC / USDT

ビットコイン(BTC)は3月2日に45,400ドルから下落した。これは、弱気派が45,821ドルで頭上のレジスタスで抵抗していることを示唆している。BTC価格は移動平均線まで下落したが、これは注意すべき重要なサポートだ。

BTC / USDT日足チャート。出典:TradingView

BTC価格が移動平均線から反発した場合、それは強気派が下落時に購入していることを示している。その後、強気派はBTC価格を45,821ドルの直上のレジスタンスゾーンと上昇チャネルのレジスタンスライン以上に押し上げようとするだろう。これが成功した場合、BTCは52,088ドルにある次の主要なレジスタンスに向かって上昇する可能性がある。

逆に、BTC価格が移動平均線を下回ってしまった場合、トレーダーが売っていることを示すものだ。これにより、BTCが37,000ドルにまで下落し、チャネルのサポートラインにまで値下がりする可能性もある。

フラットな20日間指数平滑移動平均線(EMA)と中点付近の相対力指数(RSI)は、数日間はレンジ内での値動きになることを示唆している。

ETH / USDT

イーサリアム(ETH)は、2月28日に50日間単純移動平均線(SMA)である2,838ドルを上回ったが、弱気派は重要な心理的レベルである3,000ドルを守ることに成功した。これは短期トレーダーによる売りにつながった可能性がある。

ETH / USDT日足チャート。出典:TradingView

ETHは、対称トライアングルのサポートラインまで下落する恐れがある。このレベルを下抜けてしまえば、売りが激化する可能性があるため、ここは強気派が防衛する上で重要なサポートになるだろう。ETH価格がトライアングルを下回った場合、下降トレンドが再開してしまうだろう。BTCはその後、強気派が価格を支えると期待される2,300ドルにまで下落してしまうかもしれない。

もしくは、ETH価格がサポートラインから反発した場合、強気派はETHを3,000ドルの直上のレジスタンス以上に押し上げ、トライアングルのレジスタンスラインを突破しようと試みるだろう。

XRP / USDT

リップル(XRP)は下降トレンドラインから下落し、50日間SMA(0.73ドル)にまで下落した。これは、弱気派がまだタオルを投げ込んでいないことを示している。

XRP / USDT日足チャート。出典:TradingView

XRP価格が50日間SMAから反発した場合、強気派は再びXRPを下降トレンドライン以上に押し上げようとするだろう。これが成功すれば、買いの勢いが回復し、XRPは0.91ドルに向かって上昇する可能性がある。

一方、XRP価格が50日間SMAを下回った場合、弱気派はXRPを0.62ドルに引き下げようとするだろう。フラットな移動平均線と中点付近のRSIは、当面はレンジ内の値動きとなる可能性を示唆している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

 

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