BTC / USDT

ビットコインは36,155.01ドルのサポートから反発し、強気派は20日間指数移動平均線(EMA)である38,974ドルと39,600ドルの間のレジスタンスゾーンを超えて価格を押し上げた。

BTC / USDT日足チャート。出典:TradingView

BTC価格が39,600ドル以上を維持できた場合、買いは勢いを増し、BTCは50日間単純移動平均線(SMA)である43,021ドルにまで回復するだろう。強気派がこのハードルをクリアすることができれば、トレンド変化を示すものになるだろう。

逆に、BTC価格が現在の価格から反落した場合、弱気派は上昇ラリーで売り続けることを示すものだ。36,155.01ドルを下回ってしまえば、1月24日の日中安値である32,917.17ドルを再び試す展開となるだろう。

ETH / USDT

イーサリアム(ETH)は2月2日に20日間EMA(2,795ドル)から下落し、2月3日には2,652ドルのサポートを下回ったが、その日のローソク足の長いヒゲは、より安値では積極的な買いがあることを示している。

ETH / USDT日足チャート。出典:TradingView

20日間EMAは横ばいとなっており、相対力指数(RSI)は中間点のすぐ上に位置しており、弱気派が主導権を失っていることを示している。強気派による持続的な買いは、ETHを20日間EMA以上に押し上げている。

強気派が20日間EMA以上を維持できた場合、ETHはチャネルのレジスタンスラインまで上昇するだろう。50日間SMA(3,291ドル)を超えれば、強気派が本格的に戻ってきたことを示すものになるだろう。

ETH価格が現在のレベルから下落し、2,550ドルを下回れば、この強気の見方は無効になる。そうなれば、チャネルのサポートラインまで下落してしまう恐れがある。

XRP / USDT

リップル(XRP)は0.54ドル~​​0.65ドルの間での値動きを継続している。XRP価格が0.65ドルを上回った場合、レンジ内での値動きが強気派による蓄積であったことを示すものになるだろう。

XRP / USDT日足チャート。出典:TradingView

XRPが50日間SMA(0.76ドル)に向かって上昇すれば、そこで弱気派は強固に抵抗する可能性があるだろう。この抵抗を超えることができれば、トレンド転換の最初の兆候となるだろう。

逆に、XRP価格が0.65ドルから下落した場合、レンジ内の値動きがさらに数日間続く可能性がある。弱気派は下落トレンドを再開させるためには0.54ドルのサポートを下抜けさせる必要があるだろう。その後、XRPは心理的サポートである0.50ドルを試す展開になるだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

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