韓国の金融規制当局は、仮想通貨取引所への反マネーロンダリング規制適用の法令遵守を巡って、国内の銀行を調査する。韓国の聯合ニュースが21日に伝えた。

 聯合ニュースによれば、韓国の金融情報分析院(KoFIU)と金融委員会(FSC)は来月、韓国国内の銀行にある仮想通貨取引所の口座を調査する。

 昨年12月、FSCは匿名での仮想通貨取引を禁止し、仮想通貨取引所の利用者のアカウントを銀行に登録された実名の口座と紐付けることを要求していた。

 韓国の企画財政部のキム・ドンヨン長官は、韓国で仮想通貨取引を禁止するという報道を否定した後、仮想通貨マーケットを禁止、または「抑制」しないことを再確認した

 今月6日には、韓国政府は公務員が仮想通貨を保有することを禁止した。また2月24日には、韓国のブロックチェーン産業協会が、コインワンやビッサムなどを含む協会のメンバー33社について、コンプライアンス評価のため調査すると発表していた