ビットコイン価格分析
ビットコインは月曜日に12万3,218ドルの史上最高値を付けたが、日足ローソク足の長い上ヒゲが示すように高値圏を維持できなかった。
相対力指数(RSI)が買われ過ぎの水準にあるため、BTC/USDTは短期的に調整または持ち合いに入る可能性がある。
調整が入った場合、まず20日指数移動平均線(20EMA、11万1,843ドル)がサポートとして意識される。同水準で反発すれば強気の勢いが保たれていることを示す。その場合、買い手は再び12万3,218ドルを上抜け、上昇第2波で15万ドルを目指す展開が想定される。
価格が50日単純移動平均線(SMA、10万7,631ドル)を割り込むと優位性は売り手に傾くだろう。
イーサ価格分析
イーサ(ETH)の月曜日のローソク足の長い上ヒゲは、高値圏で売り手が活動していることを示している。
下方向の初期サポートは2,879ドル。同水準で反発すれば、強気派がサポート転換を狙っていることがわかる。ETH/USDTは3,153ドル、さらに3,400ドルへの上昇が視野に入る。
逆に2,879ドルを割り込むと短期勢の利益確定売りが示唆される。ペアはその後20EMA(2,707ドル)まで下落する可能性がある。強気シナリオを維持するには、この20EMAを防衛する必要がある。
XRP価格分析
XRPは金曜日に2.65ドルの上値抵抗線を突破し、買い手が売り手を凌駕したことを示した。
土曜日には売り手が価格を2.65ドル未満に戻そうとしたが、買い手が守り切った。この動きは、2.65ドルを支持線に転換しようとする強気派の姿勢を示している。
目先3ドルに小さな抵抗があるが、突破すればXRP/USDTは3.20ドル、さらに3.40ドルまで上昇する余地がある。
ただし急騰によりRSIは深い買われ過ぎ圏にあり、短期的な調整または持ち合いのリスクが高まっている。それでも2.65ドルを維持する限り主導権は買い手に残る。
ソラナ価格分析
ソラナ(SOL)は木曜日に159ドルを終値で上抜け、逆三尊(インバースH&S)型を完成させ、土曜日のリテストでもブレイクアウト水準を守り切った。
168ドルに小さな抵抗があるものの、ここを突破すればSOL/USDTは185ドルに到達する可能性がある。売り手は185ドルを全力で守るとみられるが、防衛に失敗すれば210ドル、さらに220ドルへの上昇が見込まれる。一方、下値では20EMA(155ドル)が重要な支持線となる。売り手が価格を20EMA以下に押し留め維持できれば反転の兆しとなる。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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