ビットコイン価格予測
ビットコインは10万5819ドルで反落しており、弱気派が10万7000〜10万9588ドルのゾーンで抵抗していることを示している。
下値の最初のサポートは10万ドルで、その下には20日間指数平滑移動平均線(EMA、9万7238ドル)が控えている。このサポートゾーンで反発が見られれば、強気派は再びBTC/USDTペアを10万9588ドル以上に押し上げようとする。これに成功すれば、13万ドルへの上昇が視野に入るだろう。
一方で、価格が下落して20日間EMAを下抜けた場合は、高値圏での利益確定売りが進んでいることを示す。その場合、9万3000ドル、さらには50日間単純移動平均線(SMA、8万9302ドル)までの下落が想定される。
イーサ価格予測
イーサ(ETH)は、強気派が2550ドル以上で価格を維持しようとしているが、弱気派が売り圧力を続けている。
価格が2435ドルを割り込むと、ETH/USDTペアは2320ドルまで下落する可能性がある。2320ドルで反発すれば、強気派は上昇再開を試みるだろう。2850ドルには抵抗があるが、これを突破すれば3000ドルまでの上昇も見込める。
反対に、2320ドルを明確に割り込んだ場合は、強気派による利益確定が進んでいることを意味する。その場合、ETHはブレイクアウト水準である2111ドルまで下落し、ここがサポートとして機能する可能性がある。
XRP価格予測
XRPは5月10日にレジスタンスラインを上抜け、5月11日にはそのブレイクアウト水準での再テストを成功させた。
強気派は2.50ドルのレジスタンスを上抜け、ポジションを強化している。2.65ドルに小さな抵抗があるが、これを超えれば3ドルまでの上昇が視野に入る。こうした動きはトレンド転換の兆しとなる可能性がある。
一方で、2.65ドルから急落して20日間EMA(2.27ドル)を下抜けた場合は、短期的にはレンジ相場に移行するサインとなる。XRP/USDTペアはしばらくの間、2ドル〜2.65ドルの範囲で推移する可能性がある。
ソラナ価格予測
ソラナは180ドルのレジスタンス付近で上昇が止まっているが、注目すべきは強気派が価格を大きく譲歩していない点だ。
緩やかな反発、上昇トレンド継続の可能性を高める。買い手が180ドルを突破すれば、SOL/USDTペアは210ドルまで上昇する可能性がある。
下値の直近のサポートは168ドルに位置しており、これを割るとペアは20日間EMA(155ドル)まで下落する可能性がある。20日間EMAでの力強い反発が確認できれば、強気派の勢いが続いていることを示す。その場合、180ドル突破の可能性が再び高まる。逆に、153ドルを明確に割り込んだ場合は、売り手が主導権を握ることになるだろう。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。