ビットコイン価格予測
ビットコインは4月23日、上値抵抗線である9万5000ドル付近での買い手と売り手の迷いを示す「十字線（ドージ）」のローソク足パターンを形成した。
20日指数移動平均（EMA：8万5773ドル）は上向きに転じており、相対力指数（RSI）は買われすぎ圏に近づいている。このことは、ビットコインの価格が上昇しやすい状況にあることを示唆している。もし買い手が売り手に主導権を渡さず、価格を高水準で維持できれば、9万5000ドルの突破が現実味を帯びてくる。その場合、BTC/USDTペアは10万ドル、さらには10万7000ドルへの急騰も視野に入る。
この強気の見方は、価格が9万5000ドルから急落して移動平均線を下回った場合には無効となる。
イーサ価格予測
イーサ（ETH）は4月22日に急反発し、20日EMA（1676ドル）を上抜けた。買い手は4月23日に価格を50日単純移動平均（SMA：1830ドル）よりも上へ押し上げることで、優位を保とうとしている。
もしこれに成功すれば、ETH/USDTペアは崩壊点である2111ドルまで跳ね上がる可能性がある。売り手は2111ドルで反発を阻止しようとするが、買い手がこれを突破すれば、2550ドルまでの上昇が見込まれる。このような動きは、調整局面が終了した可能性を示す。
一方で、2111ドルから急反落した場合は、高値圏で売り圧力が強いことを意味する。その場合、ペアは2111ドルから1368ドルの範囲内でしばらくもみ合う展開となる可能性がある。
XRP価格予測
XRPは50日SMA（2.20ドル）を上抜けたが、ローソク足の長い上ヒゲは、高値圏で売りが出たことを示している。
売り手は、トレンド転換を示唆する抵抗線の突破と終値ベースでの上抜けを警戒して全力で防戦するだろう。もし上抜けに成功すれば、XRP/USDTペアは3ドルへの上昇を試みると見られる。
逆に、価格が反落して移動平均線を下回った場合は、依然として売り手が主導権を握っていることになる。その場合、ペアは2ドルのサポート水準を再び試す展開となり、この水準では買い手が下支えすると見られる。
ソラナ価格予測
ソラナ（SOL）は4月22日、20日EMA（133ドル）で反発し、4月23日には上値抵抗である153ドルの突破を試みている。
20日EMAは上昇傾向にあり、RSIもポジティブ圏にあることから、買い手に有利な地合いがうかがえる。もし終値で153ドルを上抜ければ、180ドルまでの上昇が見込まれる。この動きにより、110ドルから260ドルまでの広いレンジが視野に入る。
売り手に残された時間は少ない。巻き返しを図るには、価格をすみやかに移動平均線の下に引き戻す必要がある。これに成功すれば、SOL/USDTペアは120〜110ドルのサポートゾーンまで下落する可能性がある。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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