BTC/USD

強気派は、ビットコイン(BTC)を10,360.89ドルの直上のレジスタンスより上に押し上げようとしている。成功すれば、長期的な下降トレンドラインが位置する11,500ドルへの上昇が可能だ。上昇する移動平均線とポジティブな領域の相対力指数(RSI)は、強気派が優位であることを示している。

(出典: Tradingview

昨年の8月と9月に、強気派は価格を11,000ドル以上に押し上げることができなかった。したがって、現在のレベルと下降トレンドラインの間にはいくつかのハードルがあると予想される。 

仮に調整中に強気派が一定のレベルを維持できた場合、下降トレンド線を超えて上昇する可能性が高くなります。この下降トレンドラインを超えれば、13,973.50ドルがマイナーレジスタンスとなるだろう。このレベルを上抜ければ、史上最高値を再び試みる可能性が出てくる。

弱気の最初のサインは20日間EMAを下抜けすることだ。弱気派がBTCを9,097.15ドル以下に沈めた場合、トレンドが変化することになるだろう。したがって、トレーダーは残りのロングポジションのストップロスを8,900ドルで維持しておこう。価格が10,360.89ドルを超えた後、ストップロスをより高く引き上げることもできる。

ETH/USD

イーサ(ETH)は、235.70ドルの直上のレジスタンスを難なく上回りながら、上昇した。これは非常にポジティブです。センチメントが強気に傾いていることを示している。注意すべき次のレベルは289.221ドル、そこを上回れば、次は318.238ドルだ。

(出典: Tradingview

両方の移動平均は傾斜しており、RSIは買われ過ぎの領域にある。これは強気派に主導権があることを示している。強気の動きの間、RSIは長期間買われすぎの領域にとどまる可能性がある。

したがって、RSIが買われ過ぎの領域にあるという理由だけでトレードを手じまいすることはお勧めしない。それでも、RSIが買われすぎの領域でより深くなるほど、資産は調整に対してより脆弱になる。そのため、ポジションの利益を厳密なストップロスで保護するのが賢明だ。

ETHが現在のレベルから下落し、235.70ドルを下回った場合、強気の見方は無効になる。したがって、トレーダーは残りのロングポジションのストップロスを210ドルまで引き上げることができる。

XRP/USD

数日間の保ち合いの後、強気派は価格を長期的な下降トレンドラインより上に押し上げた。これは、XRPの新たな上昇トレンドの可能性を高めることになり、非常にポジティブだ。注意すべき次のレベルは0.31503ドルになる。

(出典: Tradingview

丸みを帯びた底のパターンがみられる。このパターンは、0.31503ドルを超えて(UTC時間)終値を付ければ完成する。このパターンの目標は0.45538ドルだ。0.34229ドルというマイナーレジスタンスとなるが、それを超えると予想している。 

価格が0.31503ドルの直上のレジスタンスから下落し、直近の安値である0.26362ドルを下回ると、強気の見方は無効になる。そのため、ロングポジションのストップロスを0.26ドルに引き上げることができる。

BCH/USD

ビットコインキャッシュ(BCH)は上昇を再開した。500ドルの心理的レジスタンスまで上昇し、522ドルの上昇チャネルのレジスタンスラインまで上昇する可能性がある。 

(出典: Tradingview

弱気派は500ドルから522ドルの範囲を死守すると予想される。RSIは買われ過ぎの領域にあり、軽微な修正または保ち合いの可能性も示している。

ただし、価格が上昇チャネル内にある限り、上昇トレンドは変わらないだろう。弱気の最初の兆候は、上昇チャネルのサポートラインを下抜けするだ。

LTC/USD

ライトコイン(LTC)は、80.2731ドルの直上のレジスタンスに接近している。強気派が価格をこのレジスタンスより上に押し上げることができれば、非常にポジティブなサインになる。上値で見る次のレベルは96.439ドルで、これは丸みを帯びた底のパターンからのターゲットだ。

(出典: Tradingview

2つの移動平均は傾斜しており、RSIは買われ過ぎの領域にある。これは強気派が優位であることを示唆している。

弱気の最初の兆候は、20日間のEMAを下抜けることだ。このレベルを下回ると、次の重要なサポートは66.1486ドルになる。弱気派がこのサポートの下までLTCの価格を沈めた場合、強気の見方は無効になる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています

 

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