BTC/USDT

弱気派は1月9日に17,400ドル付近で上昇を食い止めようとしたが、17,061ドル以下に価格を沈めることができなかった。このことは、強気派が押し目で買っていることを示唆している。1月10日に価格は反発し、買い手はリリーフラリーの延長を試みている。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

20日指数移動平均線(16,982ドル)は上昇に転じ、相対力指数(RSI)は66を上回っていることは、強気派が主導権を握っていることを示している。BTC/USDTペアは17,850ドルまで上昇する可能性があり、このレベルを上抜けると、18,388ドルが見えてくる。

逆に、現在のレベルから下降に転じ、移動平均線を割り込んだ場合、あと数日間、16,256ドルと18,388ドルの間で推移するだろう。

ETH/USDT

イーサは、過去2日間、直上のレジスタンスである1,352ドル付近で取引されている。20日EMA(1261ドル)は上昇に転じ、RSIは買われすぎの領域に近いため、強気派が有利であることがわかる。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

買い手が1,352ドルとダウントレンドラインを上回れば、トレンド転換の可能性が示唆される。ETH/USDTペアは、その後1,700ドルまで上昇する可能性があり、このレベルを突破した場合、1,800ドルまで上昇する可能性が出てくる。弱気派はこのゾーンを精力的に防衛するだろう。

反対に、価格が頭上の抵抗から下降に転じた場合、再び移動平均線まで下落する可能性がある。このサポートが割れた場合、同ペアは1,352ドルと1,150ドルの間でレンジ相場的な動きをもうしばらく続けるだろう。

XRP/USDT

過去数日間、シンメトリカル・トライアングルの内側で取引された後、XRPは、1月11日に強い上昇を見せた。強気派は、価格を三角保合と50日SMA(0.37ドル)の上に押し上げた。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

強気派がトライアングルの上で価格を維持すれば、0.42ドルへのラリーの可能性が高まる。このレベルは大きなハードルとして作用する可能性があるが、買い手がそれを乗り越えた場合、XRP/USDTペアは0.51ドルまで急騰する。RSIはプラス領域にあるため、勢いが買い手に有利であることを示している。

弱気派が上昇を止めたい場合、彼らは素早く価格をシンメトリカル・トライアングルに引き戻す必要がある。その後、同ペアは20日EMA(0.35ドル)まで下落し、さらにサポートラインまで下落する可能性がある。

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものではありません。

この記事は、投資に関する助言や推奨を含むものではありません。すべての投資や取引にはリスクが伴うため、ご自身の判断で調査を行ってください。