イラン政府が国内での仮想通貨によるどんなトレード活動の合法性を認めないという法案を承認した。プレスTVが4日に報じた

新たな法案は仮想通貨を法定通貨として認めず、イランの中央銀行はその価値を保証しないとしている。先月、イラン中央銀行(CBI)の高官は、ビットコインなど仮想通貨の売買は違法であると国民に警告していた

ただ新たな法案では、マイニングが規制当局から承認を得るなど一部の条件を満たせば許可されている。既報の通り、先日、イラン政府は仮想通貨マイニングを商業行為として正式に承認した。

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今回の法案では、マイニングの施設が全ての地域の中心の30キロ以内に建設できないことを規定。首都テヘランとエスファハーンは例外で、更に厳しい規制が敷かれることになるという。

一方で、イランではマイニングによるエネルギー消費増により電力網が不安定化しており、先日イラン政府は、マイニング事業者への電力供給を遮断する意向を示していた。今年6月、当局は、2ヵ所の仮想通貨マイニングファームから約1000台のビットコイン(BTC)マイニング機器を押収した。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版