イラン当局は、2ヵ所の仮想通貨マイニングファームから約1000台のビットコイン(BTC)マイニング機器を押収した。BBCが6月28日に報じた

既報の通り、イランでは仮想通貨マイニングによるエネルギー消費急増により電力網が不安定化しており、イラン政府はマイニング事業者への電力供給を遮断する意向を示していた。その後当局は、2ヵ所のマイニングファームから機器を発見し、押収した。

政府関係者のアーラッシュ・ナワーブ(Arash Navab)氏は、「BTCマイニングファームのうち、1メガワットを消費していた2ヵ所を特定した」と明かした。

またBBCに対して、オックスフォード大の研究者マーサ・アリマーダニ(Mahsa Alimardani)氏は、米国の経済制裁による打撃を受け、イラン国民は、財産を安全に保管できる方法の(金やドルに続く)第3の選択肢としてBTCなどの仮想通貨に注目しているとコメントした。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版

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