マレーシアの大手金融グループCIMBのシンガポール支店は、シンガポールの貿易金融企業iTrustトレーディングが開発したブロックチェーン基盤のIoTプラットフォームを利用して、初の貿易金融取引を完了した。CIMBとiTrustが17日に発表した。
CIMBの発表によれば、ブロックチェーンを使くことで、輸送中もしくは倉庫で保管している貨物データをリアルタイムで監視でき、商品貿易金融の関連リスクを最小限にし、顧客向けの信用を拡張する狙いがある。
分散型台帳で記録したデジタル化された書類データへの安全なアクセスをすべてのステークスホルダーに提供するとしている。
今回の取引は、中国に輸入される乳製品向けの資金調達のためのものだ。発表によれば、最大1億ドルの取引フローが発生するという。
CIMBシンガポールのマク・リー・ムンCEO(最高経営責任者)は、iTrustの技術を導入することで、詐欺のリスクを軽減し、いかなる不正な動きも通知することで、コストを下げてさらに効率的に顧客をサポートできると述べている。また今後、iTrustとのさらなる連携で、他の市場への適用も計画しているとしている。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
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