仮想通貨取引所セキュリティランキング、最高はクラケン=露サイバーセキュリティ企業

サイバーセキュリティ企業グループIBは、仮想通貨取引所のセキュリティ格付けを発表した。米テクノロジーメディアのネクスト・ウェブが6日伝えた

ロシア本拠のグループIBが暗号資産保険プラットフォームのCryptoInsと共同で実施した調査によると、最も安全なプラットフォームは、日本市場から撤退した米クラケン。反対に、最もリスクの高い仮想通貨取引所は、1日あたりの取引高で世界第2位のOKEx、フォビ・プロ、日本のコインチェックだった。

グループIBとCryptoInsnよると、両社は世界で初めて、仮想通貨取引所が保有する通貨をカバーするのに必要な保険料算出の評価システムを開発した。仮想通貨の保険ポリシーには、ハッキングによる仮想通貨の盗難や違法行為などによる損失が含まれている。この評価システムは、テクニカルセキュリティのレベル、保管方法の信頼性、リスク管理、本人確認(KYC)や反マネロン(AML)などを考慮しているという。両社は仮想通貨取引所に格付けに使ったメトリクスの詳細は明らかにしなかった。

ICOrating.comが10月2日に発表した類似の調査によると、仮想通貨取引所コインベースとクラケンが最もセキュリティスコアが高く、最も低かったのはOKコインだった。調査対象は1日の取引高が100万ドルを超える仮想通貨取引所100カ所で、グループIBが最低にランク付けしたOKExは、ICOrating.comでは42位、フォビは47位だった。日本の取引所で最高位にランクインしたのはビットバンクで22位、次点はビットフライヤーで37位という結果だった。

仮想通貨取引所のセキュリティは、市場への参加者を増やすためにも重要だ。コインテレグラフが以前伝えた通り、ここ8年間でハッキングされた取引所数は31カ所で、総被害は13億ドル(約1478億円)相当にのぼる。