新型コロナウイルス感染拡大をめぐり、寄付などの支援活動を行うバイナンス・チャリティは3月9日、中国・武漢のための寄付活動「Binance for Wuhan」の第2弾として、病院や医療チームや管理センター宛ての医療物資を新たに送ったと発表した

今回の支援物資には、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)からの防護用服や酸素発生器、手袋、ゴーグルなどが含まれる。

仮想通貨業界では、他のも新型コロナウィルスをめぐる支援活動に取り組む動きがある。

中国のスタートアップ企業FUZAMEI(杭州复杂美科技有限公司)は2月7日、慈善活動に特化したブロックチェーン・プラットフォーム「33チャリティー(33 Charity)」の立ち上げを発表した。

ブロックチェーンのマーケティングサービスを手がけるクリピタル(Krypital)も1月25日、医薬品を集めるための慈善活動を開始。こうした寄付活動の透明性と効率性を高めるためにブロックチェーン基盤の寄付システムを作成することも明らかにしていた。

2月には、中国では使用済み紙幣の殺菌・洗浄が実施されている、との報道もあった。

また、世界的にビットコインの価格は半減期よりも新型肺炎コロナウイルスへの影響が懸念されているとも報じられている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン