米国に拠点を置く仮想通貨取引所バイナンスの米国部門であるバイナンスUSは、来年初頭に米ドルサービスを再開する計画だ。

暫定CEOのノーマン・リード氏によれば、バイナンスUSは米ドルサービスの再開に「これまでになく近づいており」、2025年初頭にこの目標を達成することを目指している。リード氏は12月18日のブログ投稿で、「米ドルの復帰に加え、低手数料と高リワードを誇る最高の仮想通貨プラットフォームとしての地位を確立することに専念している」と語った。

「2025年は飛躍の年となるだろう」

リード氏はバイナンスUSの今後の展望について前向きだ。

「新しい影響力のあるパートナーシップを活用して、取引所のインフラを改善し、カストディの拡充、新しいウォレットソリューション、その他の利点を提供する」とリード氏は述べ、2025年がバイナンスUSにとって飛躍の年になると考えている。

また、バイナンスUSは「低手数料と高リワードを誇る最高の仮想通貨プラットフォーム」としての評判を確立することに専念しているとリード氏は述べた。

リード氏は、「BTC/USDCの0%手数料のビットコイントレードなど、他に類を見ない機能を提供し続けている」と記し、取引所は160種類の仮想通貨の取引と20以上の仮想通貨ステーキングをサポートしていると付け加えた。

バイナンスUSを巡るこれまでの動き

バイナンスUSは2019年に米国居住者に規制された仮想通貨取引サービスを提供するために設立された。2023年6月、米証券取引委員会(SEC)はバイナンスを提訴し、バイナンスUSを取引所として登録していないと非難した。その後、バイナンスUSは訴訟が提起された数日後に米ドルの入金を一時停止した

2023年10月、バイナンスUSは利用規約を更新し、米ドルのサポートを終了することを発表した。同社は2023年6月に「仮想通貨専用取引所」への変革を目指していると述べていた。

2023年11月、バイナンスは制裁違反、マネーロンダリング、無免許の送金業者で問題があったとして米国政府と430万ドルの和解に達した。当時、財務省はバイナンスが米国から完全に撤退することを含む重要なコンプライアンスの取り組みを確保する必要があると述べた

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