XRPレジャーのネイティブ分散型取引所(DEX)は、1月に4億ドルのスワップ取引高を記録し、1日あたり約1700万ドルの取引が行われた。リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOが1月28日に明らかにした。
このDEXは、2024年のローンチ以来、累計10億ドル以上の仮想通貨スワップを処理したと、XRPコミュニティ・デーのXスペースの中でガーリングハウス氏は発言した。
ガーリングハウス氏は、この急速な成長が「2024年がリップルにとって最も重要な年の1つだった理由の1つだ」と語った。
さらに、リップルの米ドル連動ステーブルコインRLUSDの「初期段階ながら有望な進展がみられた」ことやXRP上場投資信託(ETF)の申請も、2024年の重要な要因であると指摘した。
米大統領選後、XRPの価格は急騰した. Source: CoinMarketCap
また、投資銀行JPモルガンの予測では、資産運用会社のビットワイズやウィズダムツリーが申請したXRP上場投資信託が承認されれば、XRPへの資金流入は80億ドル以上に達すると見込まれている。
リップルは、2012年にローンチされたエンタープライズ向けブロックチェーンネットワーク「XRPレジャー」の開発元だ。
イーサリアムなどのブロックチェーンとは異なり、XRPレジャーはこれまでサードパーティのスマートコントラクトの展開をサポートしてこなかった。しかし、XRPレジャーのDEXや自動マーケットメイカー(AMM)などのプロダクトは、リップルのコア開発コミュニティによって構築されている。
Odds favor a 2025 approval of a US XRP ETF. Source: Polymarket
選挙後の楽観ムード
ガーリングハウス氏は、2024年の米大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利したことが、XRPのポジティブな動向を後押ししていると述べた。
「トランプ氏の勝利…彼の個人的な政治信条はさておき、仮想通貨にとっては非常に大きな意味を持つ」と語り、「本当に違法とも思えるような仮想通貨への弾圧を、ようやく乗り越えようとしている」と指摘した。
XRPレジャーのネイティブトークンであるXRPの価格は、トランプ氏が大統領選で勝利した11月5日以来、500%上昇している。1月28日時点で、XRPの時価総額は1800億ドルを超えている。
トランプ氏は、米国を「世界の仮想通貨の中心地」にすると公約しており、米証券取引委員会(SEC)など主要な金融規制当局のトップに仮想通貨に友好的なリーダーを任命している。
2024年、SECは1月にビットコイン(BTC)、7月にイーサリアム(ETH)の現物ETFを承認したが、XRPの現物ETFなど他のアルトコインETF申請は未だに審査が進んでいない。
しかし、トランプ政権下では、2025年にXRPの現物ETFが承認される可能性が高まると市場では見られており、予測市場ポリマーケットではその確率が約73%と設定されている。
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