米商品先物取引委員会(CFTC)のターバート委員長は、イーサ(ETH)がコモディティ(商品)であるという見解を示した。ヤフーファイナンスが報じた。
ターバート委員長は、イーサがCFTCの管轄だという考えを示した。
「我々はビットコインに関してはかなりクリアだった。ビットコインは商品だ。イーサに関しては今までは何も言ってこなかった。CFTC委員長の見解としては、イーサは商品である」
また、イーサのデリバティブ(金融派生商品)が近い将来CFTCから承認されると述べたという。
今年7月、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)がイーサリアム先物の立ち上げを準備しているかもしれないと報じられた。
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この他ターバート委員長は、ビットコインキャッシュやイーサリアムクラシックなどハードフォークで生まれたコインは、フォーク前の「オリジナルの資産」と同等に扱われるべきと述べた。つまり、フォーク自体が証券法に違反しない限り、オリジナル資産が証券でなければハードフォークで生まれた資産も証券とみなすべきではないとみている。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版