仮想通貨業界団体のデジタル商工会議所とイーサリアムの企業利用を進めるイーサリアム企業連合(EEA)は、トークン化に関する業界支援活動と教育を促進することで、戦略的パートナーシップを提携した。12月11日にプレスリリースで明らかにした。

このイニシアチブの一環として、それぞれの団体のスタッフは各トークン関連の取り組みにそれぞれアクセスし、将来的にはEEAのワーキング・グループおよびトークン・タクソノミー・イニチアチブ(TTI)に共同参加できるようになるトークンの相互運用性イニシアチブと規制まわりの検討事項にも取り組む

EEAのエグゼクティブディレクターであるロン・レスニック氏は、トークン化された企業ソリューションを通じて現実社会に価値を提供するためにも、ブロックチェーンのコミュニティにおける有効な提携と連携の必要性を指摘する。

デジタル商工会議所の創設者であるぺリアン・ボーリング代表は、デジタルトークンの適応においては、規制などさまざまな困難に直面しており、対処すべきだと認めている。

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン