韓国の取引所ビッサム、シンガポールで独自トークン発行を計画

 韓国の仮想通貨取引所大手、ビッサムは、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)で独自トークン「ビッサムコイン」を発行する計画を明らかにした。現地メディアのトークンポストが19日に報じた。

 報道によれば、韓国国内ではICOが禁止されているため、ビッサムはシンガポールでトークンセールを行う予定だ。ビッサムは個人投資家ではなく大口投資家に焦点を当てているという。ビッサムは、いつトークンを発行するのかは明らか、どのくらいの規模になるのかは明らかにしていない。

 ビッサムが自身でトークンを発行するとなれば、韓国の仮想通貨取引所では初の試みとなる。中国の仮想通貨取引所大手のフオビーは1月、独自のフオビートークン(HT)を発行する計画を発表した。フオビーによれば、トークンはICOではなく、フオビーの取引所のアクティブなユーザーだけがトークンを受け取れる。

 韓国の金融委員会(FSC)は昨年9月、ICOに絡む金融詐欺のリスクが高まっているとして、ICOの禁止を発表した。韓国政府は、ICOを法制化する計画を明らかにしている。FSCはICOに対して懐疑的な姿勢であるが、現地の金融当局は厳重な本人確認(KYC)とマネーロンダリング対策(AML)を確立する条件でICO合法化を検討している。

 韓国の仮想通貨取引所はすでに海外展開を模索している。今週はじめには、韓国第三位の取引所コインワンがインドネシアでサービスを展開することを発表した