ビットコイン価格分析
売り手が31000ドルのレベルを頑固に防御している一方で、買い手は価格が30000ドルを割ることを許していない。これは、安値のビットコインが買われていることを示している。

売買双方の攻防により、31000ドルの抵抗ライン近辺での動きが非常に小さい。買い手たちは利益確定をする機運が高まっておらず、上昇トレンドがさらに続くと見込んでいる。上昇傾向にある20日移動平均線(28288ドル)と、買われすぎ状態近くの相対力指数(RSI)は、上昇が続く可能性を示唆している。
もし買い手がBTC/USDTペアの価格を31000ドルから31500ドルの抵抗ゾーンを突破させることができれば、次の上昇トレンドが始まる兆しだといえる。次の抵抗線は32400ドルにあるが、価格を抑えることは難しいだろう。この抵抗を突破すれば、40000ドルへの急騰の道が開ける。
イーサ価格分析
ETHは、過去数日間にわたり1936ドルから1861ドルの間の狭いレンジで取引されている。これは、買い手と売り手の間で意志決定がなされていないことを示している。

上昇傾向の20日移動平均線(1822ドル)と、プラス領域のRSIは、買い手が優位に立っていることを示している。買い手が価格を1936ドル以上に引き上げると、ETH/USDTペアは心理的に重要な2000ドルのレベルに達する可能性がある。このレベルは抵抗となるかもしれないが、恐らくは突破する。その後、ペアは2200ドルに向けて上昇する可能性がある。
売り手が上昇を防ごうとするなら、価格を1861ドルのサポート以下に引き下げる必要がある。その場合、ペアは移動平均線へと下落する可能性があり、重要な注視点となる。このレベルが割れれば、ペアは再び1700ドルに向けて下落する可能性がある。
XRP価格分析
過去数日間、買い手はXRPを20日移動平均線(0.49ドル)以上に押し上げようと試みたが、売り手は屈せずにいる。

売り手は価格を50日移動平均線(0.48ドル)の強いサポート以下に落とそうとするだろう。そうなれば、XRP/USDTペアは0.44ドルへ、さらには0.41ドルへと下落する可能性がある。やや下降傾向の20日移動平均線と、45近辺のRSIは、売り手が僅かながら優勢だと示している。
上昇方向では、20日移動平均線が注視すべきキーレベルとなる。買い手はこのレベルを上回り、さらにその価格を維持しなければならない。その後、ペアは0.56ドルへの上昇を試みる可能性がある。