ビットコイン価格分析
弱気派は4月3日、ビットコインを20日EMA(27,105ドル)まで下落させることに失敗した。これは、強気派が日中安値を買っていることを示唆している。

上昇する20日EMAとプラス圏のRSIは、強気派が主導権を握っていることを示す。買い手は、29,185ドルのレジスタンスをクリアしようとするだろう。ここが突破できれば、BTC/USDTペアは30,000ドルに跳ね上がる可能性がある。
このレベルは弱気派の強力な抵抗に会うが、このレベルを突破する可能性は高いままだ。その後、同ペアは徐々に32,500ドルまで上昇する可能性がある。
もし、弱気派が上昇を食い止めたいのであれば、20日EMAの下に価格を引き込まなければならないだろう。もしそうなれば、短期トレーダーが売りに動く。そして、価格はブレイクアウトレベルの25,250ドルまで引きずられることになるだろう。
イーサ価格分析
イーサは4月3日に再び20日EMA(1,753ドル)から上昇に転じ、センチメントがポジティブでトレーダーが押し目で買っていることを示している。

上値で注目すべき重要なレベルは、1857ドルだ。買い手がこのハードルを乗り越えれば、ETH/USDTペアは勢いを増す。2,000ドルレベルは強いレジスタンスとして機能する可能性があるが、これは越えられるだろう。その後、同ペアは2,200ドルへの上昇を試みる。このレベルは、弱気派の強い売りを誘う可能性が高い。
下値の重要なサポートラインは、20日EMAだ。このレベルが割れた場合、同ペアは1,680ドルまで下落する可能性がある。このサポートを割り込み、終値が下回れば、再び弱気派に有利になるかもしれない。
XRP価格分析
買い手は、0.49ドルの38.2%フィボナッチリトレースメントレベルの近くでXRPの調整を阻止しようとしている一方、弱気派はその下に価格を沈めようとしている。

現在のレベルから上昇に転じれば、0.56ドルから0.58ドルの頭上のレジスタンスゾーンを越えて上昇する見通しが強まる。0.65ドルに小さな抵抗があるが、これは上抜けることができるだろう。その後、XRP/USDTペアは、0.80ドルに向かう。
逆に、価格が下降を続け、0.49ドルを割り込んだ場合、短期トレーダーが利益を確定している可能性があることを示す。その後、同ペアは20日EMA(0.46ドル)まで下降する。これを割り込むと0.43ドルまで落ち込む可能性があるため、強気派にとっては重要な防衛レベルだ。