ビットコイン価格分析

4月12日、弱気派は上昇を止めようと試みたが、強気派は諦めなかった。強気派は4月13日に購入を再開し、4月14日に30,550ドルのハードルをクリアした。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

もし強気派が30,550ドルを維持できれば、BTC/USDTペアは32,400ドルまで上昇するかもしれない。弱気派はこのレベルで強力に抵抗することが予想される。

もし価格がこのレベルから下落したとしても、20日間指数平滑移動平均線(EMA、28,542ドル)を下回らなければ、32,400ドルを超える上昇の可能性が高まるだろう。もしこのレベルを突破できれば、BTCは40,000ドルへと急騰するかもしれない。

逆に、もし20日間EMAを下抜ければ、弱気派が反撃を試みていることを示すだろう。それは25,250ドルへの下落の道を開く可能性がある。

イーサリアム価格分析

4月12日、イーサ(ETH)は20日間EMA(1,870ドル)から反発した。これは、強気派が強力にこのレベルを守っていることを示している。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

4月13日に買いが続き、強気派は価格を心理的に重要な2,000ドル以上に押し上げた。これにより、さらなる買いが引き寄せられ、ETH/USDTペアは2,200ドルへ向けて上昇を始めた。弱気派にとってこのレベルを守ることは重要になるだろう。もし強気派がこの抵抗を突破できれば、買いの加速を見るかもしれない。その後、ETHは3,000ドルへと急上昇する可能性がある。

逆に、もし価格が2,200ドルから下落し、2,000ドルを下回ると、ETHは20日間EMAへと急落する可能性がある。ここを下抜ければ、1,680ドルへ引っ張られる可能性があるため、注意すべき重要なレベルである。

XRP価格分析

強気派は38. 2%フィボナッチリトレースメントレベルの0.49ドルをうまく守った。これにより、XRPにさらなる買いが引き寄せられ、価格は直上のレジスタンスゾーンである0.56ドルから0.58ドルへ向かって押し上げられた。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

上向きの20日間EMA(0.49ドル)とポジティブな領域のRSIは、強気派がわずかだが優位性を持っていることを示している。もし強気派が価格を0.58ドル以上に押し上げると、XRP/USDTペアは上昇し、0.65ドル、次いで0.80ドルに達する可能性がある。 

逆に、もし価格が直上のレジスタンスゾーンから下落した場合、XRPが0.49ドルから0.58ドルの間で数日間保ち合い状態になる可能性を示すものだ。弱気派が価格を0.49ドル以下に引き下げると、トレンドは弱気派に有利となるだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

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