BTC/USDT

ビットコインは28日に200日SMA(48,288ドル)まで上昇したが、強気派はその上に価格を押し上げることができなかった。3月29日には再びレジスタンスを突破しようとしたが、失敗した。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

弱気派は今後、45,400ドルのサポートに価格を引き寄せようとするだろう。このサポートから価格が反発した場合、強気派は再びBTC/USDTペアを200日SMAの上に上昇させようとする。成功すれば、52,000ドルが見えてくる。

上昇中の20日指数移動平均(EMA:43,531ドル)と買われすぎゾーンに近い相対力指数(RSI)は、強気派が主導権を握っていることを示している。

このポジティブな見方は、価格が下降に転じ、20日EMAを下回るような急落があれば無効となる。その場合、上昇チャネル内での滞在を数日間延長する。

ETH/USDT

イーサ(ETH)は、3月29日に3,411ドルの直上のレジスタンスを突破して取引を終えたが、200日SMA(3,488ドル)をクリアすることができなかった。これは、弱気派がまだ諦めておらず、200日SMAまでの上昇を食い止めていることを示している。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

3,411ドル以下を維持した場合、弱気派はETH/USDTペアを20日EMA(3,042ドル)まで引っ張ろうとする。このレベルからの強い反発は、センチメントがポジティブに転じ、トレーダーが押し目で買っていることを示す。

その後、強気派は再び200日SMAの上へ価格を押し上げようとする。もし成功すれば、同ペアは4,000ドルに向けて上昇する可能性がある。

しかし、20日EMAを割り込むと、トレーダーが退場する可能性がある。その場合、同ペアは50日SMA(2,853ドル)まで引き下げられるだろう。

XRP/USDT

リップル(XRP)は、3月28日に0.91ドルの直上のレジスタンスを上抜けしたが、弱気派が高値を維持することを許さなかった。これは、弱気派が0.91ドルから1ドルの間のゾーンを積極的に防衛していることを示している。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

強気派は、0.86ドル以上の価格を維持しようとしている。彼らが成功すれば、XRP/USDTペアは再び0.91 ドルまで上昇する可能性がある。このレベルをブレイクしてクローズすれば、心理的水準である1ドルへの上昇の可能性が開かれるかもしれない。

逆に、価格が0.86ドル以下で維持された場合、弱気派は価格を移動平均線の下に引き込もうとする。そうなれば、強気派の勢いが弱まったことを示唆することになる。その場合、同ペアは0.70ドルまで下落する可能性がある。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

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