10万ドルを突破すれば どうなる？ 仮想通貨チャート分析：ビットコイン・イーサ・XRP（リップル）・ソラナ

ビットコイン価格分析

ビットコインは力強い上昇トレンドを維持しているが、心理的節目である10万ドルで抵抗に直面する可能性がある。

強気派が弱気派に多くの地位を譲らない場合、強気派がさらなる上昇を見込んでポジションを保持していることを示唆する。10万ドルを超えると、BTC/USDTペアは11万3331ドル、さらに12万5000ドルに達する可能性がある。

最初の弱気の兆候は、上昇トレンドラインを割り込み、終値が閉じることだ。この場合、短期トレーダーが利益確定を行い、価格が20日間指数平滑移動平均線（EMA、8万6473ドル）まで下落する恐れがある。20日間EMAを割り込んだ場合、弱気派が復活していることを示唆する。

イーサ（ETH）は20日間EMA（3,042ドル）から反発し、11月21日に3,225ドルの抵抗を突破した。これは、強気派が主導権を握ろうとしていることを示している。

20日間EMAが上向きで、相対力指数（RSI）がポジティブなゾーンにあることから、強気派の方が優勢だ。強気派が下降トレンドラインを突破すれば、ETH/USDTペアは3,900ドル、最終的には4,094ドルに急騰する可能性がある。

しかし、ETH価格が反落し3,000ドルを割り込んだ場合、この強気の見通しは短期的には否定される。ETHは2,850ドルまで下落する可能性があり、この水準は強気派にとって重要なサポートだ。このサポートが崩れれば、弱気派優位に傾く。

ソラナ（SOL）は11月21日に249ドルを突破して勢いを増し、11月22日に264ドルの新たな史上最高値を記録した。

新たな史上最高値は、資産に対する堅調な需要を示す強気のサインだ。直上の抵抗がないため、新たな高値はさらなる上昇への道を開く。強気派が価格を248ドル以上で維持すれば、SOL/USDTペアは304ドルに急騰する可能性が高い。

下落時には、20日間EMA（218ドル）が重要なサポートとなる。この水準を下回ると、強気派が出口に向かって急いでいることを示す。200ドルを割り込めば、短期的なローカルトップが形成されたことを示唆する。

XRP（XRP）は、強気派が11月22日に価格を1.27ドルの抵抗以上に押し上げた後、上昇を再開した。

XRP/USDTペアの急激な上昇は、RSIを大幅に買われすぎの領域に押し上げた。強気派が勢いを維持すれば、ペアは1.70ドルに到達する可能性があるが、急激な上昇は持続しにくい。

下値の最初のサポートは、1.27ドルのブレイクアウトレベルである。この水準を割り込んだ場合、強気派が利益確定を行う可能性がある。そうなれば、売り圧力が増加し、XRPは1ドル近くまで下落する可能性がある。

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。