ブロックチェーン企業OmiseGoが手掛ける仮想通貨取引所Go.Exchangeが、3月15日でサービスを停止する。Go.Exchangeが30日にブログで発表した

発表によれば、1月30日時点で出金以外のサービスは停止しており、ユーザーに対して3月15日までにすべての資金を引き出すように求めている。

サービスを停止した理由として「仮想通貨規制の複雑化や不確実性」をあげている。Go.Exchangeはマルタでライセンス取得に向けて準備を進め、当局との折衝も行っていたが、規制によるコスト増大を考慮し、今回の決定に至ったという。

規制コスト増大でサービスを停止するケースが最近増えている。EUの第5次マネーロンダリング指令(5AMLD)を受け、ビットコイン決済サービスのボトルペイが12月にサービスを停止。ほかにもチョッピコインやシンプルコインが事業を停止すると発表している

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