サンフランシスコ拠点の仮想通貨取引所クラーケンは、OmiseGo(OMG)とPAXゴールド(PAXG)トークンを上場する。10月28日にブログで発表した。10月29日より米ドルやユーロなどの法定通貨および両トークンやビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)のペアの入出金や取引が可能になる。
OmiseGoは、長谷川潤氏が創業した決済企業Omiseが手掛けるイーサリアム(ETH)基盤ネットワークであり、OMGトークンを使用している。COIN360によると、OMGはこの記事の執筆時点で1.03ドル(約112円)となっている。
OmiseGoはまた、今月初めに、ブロックチェーンおよび仮想通貨に特化した企業らで構成されるユニバーサル・プロトコル・アライアンスに参加を表明していた。ユニバーサル・プロトコル・プラットフォームのトークンを決済処理技術に組み込み、OmiseGoを通じて金融サービスや税金徴収、取引手数料などにステーブルコイン「ユニバーサルプロトコルダラー(UPUSD)」などを使用させる狙いがあるとしていた。
PAXGは、イーサリアムベースのERC-20トークンで、その価値は現物のゴールド(金)と連動している。コインマーケットキャップによると、この記事の執筆時点で1507.40ドル(約16万4300円)となっている。英ロンドンの専用施設に保管されている「ロンドングッドデリバリーゴールド」の1ファイントロイオンスに支えられている。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版