インドの州の中で最も人口が多いウッタル・プラデーシュ州はブロックチェーンを使い、太陽光エネルギーのP2P取引を追跡するパイロットプロジェクトを開始する。28日にプレスリリースで発表した。
インドの国営電力会社ウッタル・プラデーシュ・パワーコーポレーションと同州新再生可能エネルギー開発局がオーストラリアのパワーレジャー社と提携する。
2020年3月までにパイロットフェーズが終了する。ブロックチェーン基盤のプラットフォームをスマートメーターに統合して、屋上に太陽光発電システムを備える住民が価格設定や取引したエネルギーの追跡や決済ができるようにする。
ウッタル・プラデーシュ州は人口2億人ほどのインドで最大の人口を持つ。
インド政府は国家戦略としてブロックチェーンを推進している。
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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン