米仮想通貨取引所クラーケンは、店頭(OTC)取引プラットフォーム「B2C2」の元業務執行取締役ケビン・ビアズリー氏を、仮想通貨デリバティブ部門「クラーケン・フューチャー」の事業開発責任者として採用した。ザ・ブロックが7月24日に報じた

ビアズリー氏は、ザ・ブロックに対して次のようにコメントした。

「非常に幅広い参加者がおり、私は人々が何を求めているのか、またそれらニーズをどう満たすべきか、理解している」

クラーケンは2019年2月、ロンドン拠点の仮想通貨デリバティブ取引所クリプト・ファシリティーズを買収し、名称を現在の「クラーケン・フューチャー」に変更。この6月の取引高は25億ドル(約2716億円)に達したという。

また同じく6月には、クラーケンは、オンライン投資プラットフォーム「バンク・トゥー・ザ・フューチャー」での資金調達で、1350万ドル(約14億円)を調達しており、ザ・ブロックは、すでにデリバティブ取引所を立ち上げまたは発表したバイナンスフォビなどと料金体系などで競争することになると指摘した。

【関連記事:米仮想通貨取引所クラーケンが14億円調達完了 2200人以上の投資家が参加


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版