CFA試験に仮想通貨とブロックチェーンのトピックが追加、19年の試験から

 世界的に有名なチャータード・ファイナンシャル・アナリスト(CFA)の試験に仮想通貨とブロックチェーンが追加される。ブルームバーグが16日に報じた。

 CFA協会が運営する試験は3つのレベルに分かれており、全世界で15万人以上の金融の専門家が資格を取得しているという。CFAの試験をパスするには300時間の勉強時間が必要だと言われている。

 今回、レベル1とレベル2のカリキュラムの仮想通貨とブロックチェーンが加えられる。

 ブルームバーグによれば、CFAは調査を通じて「関心が盛り上がっている」ことが、今回の決定につながったと説明しているという。CFA協会でカリキュラムの責任者を務めるスティーブン・ホラン氏は、ブルームバーグに次のように語っている。

「〔仮想通貨とブロックチェーンの〕分野はほかの分野に比べてより速く進んでいる。私たちは、この分野が今後も存続していくものだとみている。これは単なる流行ではない」

 仮想通貨とブロックチェーンについては、CFAの2019年版の試験に向けて今年8月にリリースされる「フィンテックにおける投資管理」という新しいセクションの一部に加えられる。

 今回の新しいセクションでは、人工知能(AI)や機械学習、ビックデータ、自動取引といったトピックも取り上げられる。CFA協会のホラン氏は、仮想通貨と経済の関係についてのようなトピックも将来追加される可能性があると語っている。

 今年6月の試験には91の国と地域から22万7031人が受験した。日本や韓国といった仮想通貨取引が活発な地域からの受験者が多かったという。

 仮想通貨やブロックチェーンが教育の取入れる動きが広まっている。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスは、今年8月から仮想通貨に関するオンラインコースをスタートさせると発表した。またマルタ大学は今年10月からブロックチェーンに特化した学科を設ける計画だ。