アフリカのガーナの中央銀行が、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の試験運用に取り組んでいる。ガーナ銀行の第一副総裁が明らかにした。

6月8日のガーナウェブ(GhanaWeb)の報道によると、ガーナ銀行のマクスウェル・オポク・アファリ副総裁は決済システムに関するヴァ―チャルなワークショップの中でCBDCについてコメントした。

今春、ガーナ銀行はフィンテック・イノベーションの部署を設立。新しい決済システム導入に向けて動き出している。

オポク・アファリ副総裁は、ガーナ銀行が具体的なCBDCのパイロットプロジェクトに向けて取り組んでいると強調した。

ガーナ銀行は2019年秋にCBDC開発に関心を持っていると初めて明らかにしている。ガーナ銀行のアーネスト・アディソン総裁が、CBDC開発に向けたサンドボックスが行う計画であると述べ、「近い将来にEセディを発行する可能性がある」と述べていた。

アフリカではCBDCへの関心がたかっている。ルワンダでも、中央銀行がデジタル通貨導入に向けた独自の研究を進めていることを発表している

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン