西アフリカのガーナが独自デジタル通貨の発行を計画している。中央銀行発行のデジタル通貨(CBDC)で、近い将来立ち上げるという。ガーナ銀行のアディソン総裁が発言した

ガーナの法定通貨はセディ。アディソン総裁は「eセディの発行は近い可能性がある」と述べた。eセディがブロックチェーン技術を基盤にするかどうかは明らかになっていない。

eセディは、ガーナが推進する電子決済プロジェクトの一貫。モバイルマネーの取引量は2017年の9億8200万回から昨年は14億回に急増したという。

中国をはじめとしてデジタル通貨の発行を目指す国が増えている。

カナダやシンガポールがCBDCの研究を行っているほか、スウェーデンやウルグアイでは試験プログラムに乗り出している。また、今月ルワンダも独自デジタル通貨の発行計画を発表した。

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン