ドイツのセキュリティ・トークン・オファリング(STO)プラットフォームであるブラックマンタ・キャピタル・パートナーズは4日、機関投資家向けのセキュリティ・トークン・カストディソリューション開発に向けて、デジタル資産カストディのフィノア(Finoa)と提携した。
4日にコインテレグラフに共有された発表によると、両社はまず、先月公開されたベルリンの不動産1200万ドル(約13億円)相当のSTOの安全性確保で協力するという。
フィノアはドイツ連邦金融監督庁(BaFin)が発行するカストディライセンスを保有するベルリン拠点のデジタル資産カストディアン。
ブラックマンタの共同創設者のクリスチャン・プラッツァー氏は今回の提携について、以下のようにコメントした。
「ドイツの新法をきっかけに、デジタル資産分野の幅広いサービスプロバイダーがBaFinのライセンスを申請するようになった。ドイツの法律は、この業界にプロのプレイヤーの信頼と流動性をもたらすための重要なステップだった。フィノアのチームは、ハイエンドの投資家層に対応できるだけでなく、この急速に台頭しつつある市場を発展させるために必要とされるマインドセットを持っている」
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン