ECB幹部「ステーブルコインは危険」、仮想通貨リブラなど念頭

ECB(欧州中央銀行)のクーレ専務理事がフェイスブックの仮想通貨リブラを念頭にステーブルコインは危険だという見解を示した。ロイター通信が報じた

16日にスイスで60か国・地域の中央銀行が加盟する国際決済銀行(BIS)とリブラの担当者などが面会して金融システムに与える影響について話し合っていた

クーレ氏は、「ステーブルコインは、とりわけ世界の決済システムというスケールにおいてほとんどテストされていない」と指摘。「公共政策の優先順位に複数な深刻なリスクをもたらす」とし「規制当局による承認へのハードルは高い」と述べた。

一方、リブラの担当者は会合は「建設的だった」と前向きに評価。ブロックチェーンは新しい技術であるため、金融システムにどのようにフィットするか検討するために時間がかかると理解を示した。

米国に続き欧州でもリブラに対する逆風が吹き荒れている。

フランスのル・メール財務相は、現状では欧州でリブラの開発を許可することができないと発言。また、ドイツの連立政権がリブラのような「プライベートなステーブルコイン」の発行を許可しない方針を示した

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版