日銀含む世界の中央銀行加盟のCPMI、仮想通貨リブラの担当者をスイスで質問攻めへ

世界の中央銀行の幹部が、フェイスブックの仮想通貨リブラの担当者とスイスで面会し、金融システムの安定性に対するリスクについて調査する。9月14日のフィナンシャル・タイムズが報じた。リブラと世界の中央銀行が話し合いの場を持つのは初とみられている。

面会日は9月16日。ECB(欧州中央銀行)のクーレ専務理事が主催し、決済・市場インフラ委員会(CPMI)も参加する。CPMIは、日本を含めた60か国・地域の中央銀行が加盟する国際決済銀行(BIS)が事務局を務めている。

同氏は、EU内でのリブラの運用を許可するハードルはかなり高いという見解を示した。一方、 ロイター通信によると、規制機関が中央銀行によるデジタル通貨発行についてさらに検討を始める段階になっていると述べた。

欧州でリブラに対する逆風は強まっている。

フランスのル・メール財務相は、現状では欧州でリブラの開発を許可することができないと発言。また、ドイツの連立政権がフェイスブックの仮想通貨リブラのような「プライベートなステーブルコイン」の発行を許可しない方針を示した

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版