リップル社が支援しているコンテンツプラットフォーム「コイル(Coil)」と、オープンソースブラウザ開発のモジラ(Mozilla)などは、クリエイターがプラットフォーマーに依存せずにコンテンツを収益化するのを支援するため総額1億ドル(108億円)のファンドを立ち上げた。9月16日にブログ投稿で明らかにした。
新しい取り組みは「グラント・フォー・ザ・ウェブ」と呼ぶもの。クリエイターに無料ライセンスを提供する非営利団体「クリエイティブ・コモンズ」が、コイルやモジラと協力して展開する。
コイルは、モジラと協力し、このファンド立ち上げのため1億ドルの寄付を行った。コイルとモジラとの間でどの程度の資金割合なのかは不明だが、プログラムのサイトでは、「コイルが資金面で主導した」とある。
このプログラムは、クリエイターに利益をもたらし、オープンウェブによる収益化を促進することを目的としたものだ。ウェブの収益化を進めることで、ユーザーが独立してクリエイターに報酬を与え、プラットフォーマーや企業といった第三者を排除できる。
「グラント・フォー・ザ・ウェブ」は、ウェブの収益化を支援する開発者やクリエイターに1000~10万ドルの助成金を提供する予定だ。
リップルが支援するコイル
コイルは、ジャーナリストやビデオクリエイターなどコンテンツ制作者向けに少額決済プラットフォームを展開している。
今年8月には、リップルの投資部門Xpringが、コインに対して10億XRPを助成金として与えた。発表当時の時価総額は約277億円だ。
リップルの担当者は「XRPの低価格で速い取引スピード、コイルが目指すこれまでにないマネタイズ方法にとって理想的だ」と、助成した理由を述べていた。