仮想通貨インデックスファンド運用会社ビットワイズが、ソラナ(SOL)のステーキング型上場投資商品(ETP)を欧州で発表した。
この新商品「ビットワイズ・ソラナ・ステーキングETP(BSOL)」は、フランクフルト証券取引所のXetra取引所に上場された。一方でビットワイズは米国での現物ソラナETFの承認を待っている状況だ。
ビットワイズの最高投資責任者であるマシュー・ホーガン氏は、BSOLがソラナの価格変動へのエクスポージャーだけでなく、SOLのステーキングによる報酬も提供するよう設計されているとコインテレグラフに語った。BSOLは年率6.48%のステーキング利回りを提供しており、21シェアーズの5.49%を上回る水準となっている。
ホーガン氏は「BSOLは、最も高いステーキングリターンを提供しつつ、所有コストを最小限に抑えている」と話す。BSOLの管理費は0.85%と、21シェアーズの2.5%と比較して大幅に低い。
欧州市場での競争力強化
BSOLは、ビットワイズが8月に発表した初のソラナETP「ESOL」に続く商品である。ただし、ESOLにはステーキング報酬の機能がなく、価格変動を忠実に追跡するだけだった。一方、BSOLはステーキング報酬を統合し、投資家に複利ベースのリターンを提供することで付加価値を加えた。
ホーガン氏は、投資家との日々の対話を通じて、ソラナの「物理的ステーキングETP」への関心が高まっていると感じており、この商品が将来的に大きな資産を集めると予想している。
また、ホーガン氏は「ソラナのトークノミクスはステーキングを奨励するよう設計されており、ブロックチェーンはステーキング参加者に高い報酬を提供している。BSOLはこの機会を簡単に利用できるETPとして提供している」と説明した。
Bitwiseは、欧州での9つの仮想通貨ETPの追加により、運用資産総額を45億ドル以上に拡大した。ESOLは現在、2400万ドルの運用資産を保有している。
ホーガン氏は、ソラナを重要なパブリックブロックチェーンと位置づけており、「ビットワイズの使命は、仮想通貨における最も重要な機会への最良のエクスポージャーを投資家に提供することである。BSOLはその使命を体現している」と強調した。
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